紙巻きたばこからヴェポライザーへ移行するまでの経緯
私の今までの喫煙状況をざっくり紹介していきます。紙巻きタバコ時代
30数年前にタバコを吸い始めました。
当時吸っていたのはマイルドセブンで、一箱180円くらいでした。
当時は、タバコ代を気にすること無く、1日一箱前後吸ってました。
スパーマイルドなどニコチンの弱いタバコが発売され、だんだんそちらに移行していき、それに伴って本数が増えていきます。
たばこ税増税で、たばこの値段がどんどん上昇していきますが、禁煙も出来ずズルズルと吸い続け、1日二箱前後吸うようになっていました。
副流煙が非喫煙者に与える影響などで、どんどん喫煙できる場所が減っていきます。
アイコスなどが発売され、加熱式たばこが世に出回り始めました。
周辺に、加熱式たばこを吸う人がどんどん増えてきましたが、そのまま紙巻きたばこを吸い続けていました。
コンビニでプルームテックが2個3000円で売られているのを見て、ちょっと興味を惹かれる。
まだ最近の話ですが、この時、たばこは一箱ほぼ500円時代に突入しました。
アイコス・グロー・プルームテックへの移行を考えて、調べてみました。
ほとんど副流煙が出ないので、周辺への悪影響は抑えられるのですが、節約効果は無いことを知ります。
併せて、ヴェポライザーという機器があることを知りました。
ヴェポライザー利用開始
ヴェポライザーを使えば、タバコ代がかなり節約できそうなことを知り、たばこをカットして吸うつもりでヴェポライザー「C-Vapor3」を購入。
メビウスをカットして吸ってみましたが、なんか美味しくない。
煙もないし、スカスカで吸った気がせず、不味い!
市販の紙巻きたばこは、燃焼剤など色々添加されているので、美味しくないというようなことを目にしました。
煙がほしかったのでリキッドとグリセリンを購入
煙が増えて、たばこを吸っている感は上がりましたが、やっぱり美味しくない。
無添加のたばこなら美味しいかもしれないと思い、チェとアメスピの紙巻きたばこを購入。
メビウスよりはましですが、やっぱり微妙に美味しくない。
独特の嫌な味がします。
慣れて来たら気にならなくなってきましたが、当時は、すごく気になりました。
ここに来て、シャグ(手巻きたばこ用の葉たばこ)を購入してみようと考えました。
コンビニで気軽に買えないので購入を躊躇していましたが、費用も安く済んで、紙巻きたばこより美味しいと言うような記事を見て、購入を決断しました。
何を買ったらいいのか分からなかったので、たばこ屋でぱっと目についた「コルツ・ライチ」を購入。
着香系のシャグで、開封したときの匂いに驚きました。
紙巻きたばこに比べて、嫌な味は感じませんでしたが、今まで匂いのついたたばこは吸っていなかったので、ちょっと違和感はありました。
ここで、シャグは湿気があったので、リキッドやグリセリンは使わなくなりました。
最初のシャグが残りわずかとなったところで、無着香の「ハイタバコ・バージニアブレンド」を含めて、4種類ほどシャグを購入。
この頃、ヴェポライザーが1台ではバッテリーが不安なので、「pathfinder V2」を購入。
この頃まで、スペーサーを使用していましたが、だんだんスペーサーを使わなくなりました。
バッテリーを気にしながら吸うのが嫌だったので、3台目のヴェポライザー「AI-PRIME」を購入。
3台充電しておくことで、バッテリーを気にせずに吸えるようになりました。
今現在3台なので、モバイルバッテリーの必要性は感じていません。
出先で充電できる環境であれば、2台、出来ないところではフル充電して3台持って行くようにしています。
現在は、どうやって吸うのが一番自分に合っているか試行錯誤中です。
ヴェポライザーに移行して思うのは、やはり節約効果です。
私の場合、ヴェポライザーの購入費用を考慮しても、かなりの節約になっています。
さらに、コンビニへたばこを買いに行く回数が減ったので、余分買い物をしなくなり、その面からもかなりの節約が出来ています。
なぜだか分かりませんが、喫煙回数も減りました。
2度吸いもするので、その影響かもしれませんが、ニコチンは十分摂取できているようで、喫煙衝動が減りました。
当初は、美味しいシャグを見つけようと、色々試したのですが、ちょっと吸い過ぎていたようで胃の調子が少し悪くなってしまいました。
シャグを複数試すのは止めて、現在最も美味しく感じているシャグ(ハイタバコ・バージニアブレンド)を中心に使用していくつもりです。
費用面では良いことの多いヴェポライザーですが、悪い面もあります。
シャグを売っているお店が少ない。
ドンキホーテはほとんどの店舗で発売しているようですが、シャグを売っているたばこ店はあまりありません。
紙巻きたばこと違って、味が安定しない。
単に私が使っているヴェポライザーが悪いのか、若しくは、私が下手なだけなのかもしれませんが、シャグの詰め方や、シャグの銘柄、シャグをうう場所で喫味が替わり、安定しません。
また、ヴェポライザーの機種によっても喫味が多少違ってきます。
喫煙の満足感が紙巻きたばこと比較して微妙。
吸ったときのノドに当たるキック感が、シャグの詰め方によってまちまちで、安定しないことと、キック感が出ている時間が短めです。
これについては、改善の余地はあるとは思うのですが、なかなか安定して満足感を得るのは、私には難しそうです。
キック感が無くても、ニコチンは吸収しているようなので、ニコチンの吸収と言うことに関しては問題は無いのですが、やはりキック感がほしくなります。
キック感が比較的長く持続するシャグもあったのですが、ちょっとニコチンがキツかったようで、胃の調子が悪くなりました。
シャグをきつめに詰めて高めの温度で吸えば、キック感が増すことは分かっているのですが、吸い終わった後のシャグの取り出しの関係もあって、まだバランスの見極めが出来ません。
ヴェポライザーで吸ったときのシャグの味の情報が少ない。
そもそも紙で巻いて火を付けて吸うことを前提に作られているシャグを利用しているので、巻いたときの味の評価はたばこ店のホームページで紹介されていますが、ヴェポライザーで吸ったときの味についてはほとんど記載がありません。
ヴェポライザーに慣れて来ていることもあって、当初感じていた違和感はほとんどありません。
しかし、シャグを巻いて吸うと感じるのですが、やはり、火を付けて吸ったほうがまだまだしっくりきます。
30年以上吸っていたので、仕方ないかもしれませんが・・・
最後に
味に満足できるのであれば、市販の紙巻きたばこをカットしてヴェポライザーで吸うのが節約効果もあり(シャグと比較すると割高ですが)、手間もかからず安定した喫味が出て楽と言うことになりそうです。
チャンバーの直径から「C-Vapor3」と「pathfinder V2」ならスペーサー使用で、「AI-PRIME」なら、直入れとなります。
当面はシャグを利用していくつもりですが、チェならコンビニでも購入できるので、今後の課題にしておこうと思っています。
結局、ヴェポライザーの使用は、よく言えば自由度が高いと言うことですが、悪く言えば色々手間がかかると言うことのようです。
ヴェポライザーの節約効果は疑う余地は無いと思いますが、自分に合った使用法を見つけるまでの手間暇はかかるので、その辺も含めて興味がある方には、面白い器具かもしれません。
禁煙するのが一番良いかと思いますので、ヴェポライザーの利用を敢えてお勧めはしませんが、副流煙が気になっている方や、節約したい方には禁煙までの繋ぎで利用するのも良いかもしれません。
色々書いてきましたが、私は、節約はしたいけれども禁煙できない人なので、個人的には満足しています。
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