ヴェポライザーを使い始めて2ヶ月経過!ここまでの感想と節約効果がどれくらいあったのかと言う話。
現在所有するヴェポライザーは、「WEECKE C-Vapor3」「Hugo Vapor Pathfinder V2」「AI-PRIME」の3台です。
各ヴェポライザーのレビューは文末のリンクからどうぞ!
始めて購入したヴェポライザー「WEECKE C-Vapor3」 |
何も分からずに使い始めたのですが、徐々に自分にあった使い方が分かってきました。
本題に入る前に、ここで使っている用語をざっくり説明しておきます。
・ヴェポライザー:タバコを加熱して出てきた水蒸気を吸うための機器
・シャグ:紙巻きタバコ用の葉たばこ
・チャンバー:ヴェポライザーのシャグを入れるところ
・スペーサー:シャグやカットタバコを入れてチャンバーに入れるパーツ
・キック:ノドに当たる刺激
左:アルミパイプで作ったスペーサー 右:C-Vapor3純正スペーサー |
ここからは、ヴェポライザーの使用開始から現在までの変化を書いていきます。
シャグの入れ方
最初は、市販の紙巻きタバコをカットして、スペーサーに入れて、グリセリンを垂らして吸っていました。
はっきり言って美味しくなかったので、シャグを購入し、スペーサーに入れて吸い始めました。
現在は、基本的にシャグを直にチャンバーに入れて吸っています。
スペーサーを使わなくなった理由は、シャグを詰めるのと、吸い終わった後で吸い殻を取り出すのが面倒だったことと、グリセリンを使わなくなった為です。
さらに、スペーサーを使うと加熱時間が若干長くなることも理由の一つです。
吸い終わった後でスペーサーからシャグを掻き出すなら、チャンバーから掻き出しても手間は一緒です。
また、スぺーサー使用は、本体内部への侵入を少しでも少なくする意味合いがあったのですが、グリセリンを使わ無くなったので、スペーサーを使う意味合いが減りました。
スペーサーを使えば、チャンバーの汚れは少なくなりますが、総合的に判断して基本的にスペーサーは使っていません。
ただし、外出時、車の運転があるときなどシャグを詰めにくい状況の時には、スペーサーにシャグを詰めておいて持って行くか、カットタバコを持って行きます。
外出用には、ダイソーでお薬ケースを買いました。
カットタバコを使うのは、「AI-PRIME」だけで、あらかじめカットしてグリセリンかリキッドを付けたものを持って行きます。
「AI-PRIME」でカットタバコを使うのは、チャンバーの内径が8.5ミリでカットタバコにちょうど良いサイズだからです。
「WEECKE C-Vapor3」「Hugo Vapor Pathfinder V2」はチャンバーの内径が10ミリなので、スペーサーが必要になります。
吸い方
基本的にたばこと同じ吸い方で肺に吸い込んでします。
最初はキック感を求めてグリセリンを使ったり、きつめにシャグを詰めたりしていました。
ただ、キック感があると言うことは、それだけニコチンが濃いと言うことですので、胃の調子が悪くなってしまいました。
最近は、それ程キック感にこだわらず、味がある間ダラダラと吸っています。
バッテリーの関係もあって、最初の頃は、電源の自動オフまでに吸いきろうといていたのですが、最近は2度吸い3度吸いして時間をかけて吸うようになりました。
これは、2台目を購入したのが大きいのですが、2台有れば、それ程バッテリーを気にしなくてもバッテリー切れで吸えなくなることがほとんど無い事がわってきたことが影響しています。
紙巻きタバコ時代は、1日2箱くらい吸っていたのですが、ヴェポライザーに変えてから喫煙回数が減ったので、2台有れば仕事中は十分持ちます。
喫煙回数の減少は、多分、ヴェポライザーで吸ったときのニコチン吸収量が紙巻きたばこより多いためでは無いかと想像しています。
キック感が無くてもニコチンは出ていると思います。
私の場合、ダラダラと吸っても、バッテリーが切れるまでには充電できる状況になるのですが、もしも不安があれば3台目を持って行けるとということも関係しています。
シャグの取り出し(シャグポン)
これについては、一番たくさん考えました。
ヴェポライザーを使う上で、一番面倒なのはシャグの取り出しでした。
当初は前述のようにシャグを取り出しやすいようにスペーサーを使っていましたが、スペーサーを使わなくなったため、シャグの取り出しが一番の問題になりました。
さすがに毎回シャグを掻き出すのは嫌なので、必死で考えました。
そして出てきた答えは、シャグの詰め方とチャンバー付近の加工です。
これについては別ページで紹介していますので、気になる方はそちらをご覧ください。
現在は、3機種ともほぼ100%軽くトントンしてやると出てきます。
節約の効果
ここからは、当初の最大の目的の節約について書いていきます。
とりあえず、ヴェポライザー代や、小物代は置いておいて、2ヶ月で実際に使ったシャグと紙巻きタバコの概算費用を紹介します。
シャグは1gあたり28円、紙巻きタバコは1本あたり25円で計算しています。
シャグ:260gで7280円
紙巻きたばこ:41本で1025円
2ヶ月合計で8305円です。
「AI-PRIME」はチャンバーが小さく、シャグの量が少なく済むので、「AI-PRIME」を使うようになってからは、シャグの消費が少なくなってきています。
ヴェポライザー購入当初は、色々試行錯誤していたので、通常より多めに消費したと思いますので、今後は4000円/月以内で収まると思います。
紙巻きたばこを吸っていたときは、2万5千円程使っていたので、タバコ代は1/6にはなっています。
ヴェポライザー3台と小物などで17000円ほど使っていますが、私の場合はそれでも十分安くなっています。
ここまで安くなったのは、想像していたよりもニコチンが吸収出来ている効果だと思います。
健康について
副流煙が出ないので、周囲への迷惑はかなり減ると思います。
基本的にタールが出ない(科学的に実証されているかどうかは知りません)と言うことのようですので、紙巻きタバコよりは健康に良いかもしれません。
現在気になっているのは、時々胃の調子が悪くなったことです。
紙巻きたばこで、本数を減らすために強いたばこを吸ったときと似たような症状でした。
最初のうちは、どの程度ニコチンを吸収しているのか分かりません。
体調がおかしいと感じたら、多分吸いすぎですので、1回に使用するシャグの量を減らすか、喫煙回数を減らすようにしたほうが良いと思います。
タールが減ってもニコチンが増えて体調を壊したら元も子もありません。
まぁ、たばこ止めるのが一番なのでしょうが・・・
現在は、ヴェポライザー購入当初に比較するとかなり喫煙回数は減っているので、体調に問題は出ていません。
味について
紙巻きたばこは、不味くて吸う気になれなくなりました。
当初は、併用を考えていましたが、ヴェポライザーに慣れれば慣れるほど紙巻きたばこは無理になってきました。
ただ、チェとアメスピは火を付けて吸うのは無理ですが、リキッドを付けて味をごまかしてヴェポライザーで吸えば何とか我慢できる範囲なので、出先での利便性を考えて、使っていこうと思っています。
シャグの味は、色々ありますが、基本的に私が吸ったシャグはどれも多かれ少なかれ甘みを感じました。
これは紙巻きタバコには無かった味で、特に着香系のものは甘く感じます。
この甘みがあるので、シャグが美味しいという感想へと繋がっているのでは無いかと思います。
匂いについては、好みもあると思いますが私については無着香の物が好きです。
嫌いな匂いに当たってしまうと、1週間我慢して吸うことになってしまう(捨てるのはもったいない)ので、今後は、無着香の物か、メンソール系にしていくつもりです。
ヴェポライザーを始めた当初は、色々試そうと思っていたのですが、今思うと、無着香の物で自分に合うものを見つけてから、ボチボチ着香系で自分に合うものを探していくのが良いと感じました。
味については、紙巻きタバコの時もそうでしたが、基本的に不味くなければ良いというスタンスなので、それ程重視していませし、美味しいと思って吸ってもいません。
参考までに現在のお気に入りのシャグは、ハイタバコ・バージニアブレンドとコルツ・スムーステイストです。
最後に
ヴェポライザーは紙巻きタバコに比べると、かなり安上がりです。
さらに、コンビニにあまり行かなくなったので、無駄遣いも無くなり、相乗効果でかなりの節約になっています。
しかし、吸うための作業は、紙巻きタバコやアイコス・グロー・プルームテック等のメジャーな加熱式タバコと比較するとかなり面倒です。
また、私が使っている様な安いヴェポライザーは信頼性がそれ程高くなく、「Hugo Vapor Pathfinder V2」と「AI-PRIME」は加熱しなくなったり、充電できなくなったりしています。
幸い、壊れたらとりあえず分解する私の性格が役だって機能回復が出来たので良かったのですが、普通なら「使えねぇ~」で終だと思います。
シャグが売っているところも限られているので、めんどくさがりの人にはヴェポライザーは向かないかもしれません。
と言うことで、私は知人の喫煙者にヴェポライザーを積極的に勧めることはしません。
面倒臭くなっても良いので、節約したいという方には良いかもしれません。
余談ですが、実践もしていませんし根拠もありませんが、紙巻きタバコからより禁煙はしやすいような気がしています。
以上がヴェポライザー歴2ヶ月での感想です。
私に関しては、タバコ代が安くなり、煙も出ない(水蒸気は出ていますが)ので満足しています。
後は、ヴェポライザーが壊れずに長持ちしてくれる事を祈ります。
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