ちょうど頃合いの良い細めの竹が植えてあったのを思い出して、それを使ってマウスピースを自作してみました。
使用したもの
・竹(外径約9ミリ)
・アルミパイプ(外径4ミリ)
・シリコンチューブ(外径約6ミリ)
・アルミテープ
・カッターナイフ
・紙やすり
追加で用意したもの
・酢
・ウィスキー
先ずはカッターナイフで、カリカリと削りながら竹を適当なサイズにカットします。
当初は長さ8センチ程にしました。
続いて先端部分が、マウスピースの差し込み口に入るように、紙やすりで削っていきます。
C-vapor3は約8.5ミリで、RedFireは約8ミリです。
先ずはC-vapor3にはまるように削ってやりました。
削り終えたところで、水洗いして早速一服してみました。
これが、なんとも困ったことに、味が薄い!
竹のくわえ心地はとても良いのですが、とにかく味が薄い。
隙間からエアーが入り込んでいることも無さそうなので、考えら得る原因は、竹が長すぎるか、ミストが竹に吸い込まれているか。
そこで、どうせ2個作るつもりだったので、まん中から二つ割りにして、再びC-vapor3で吸ってみました。
すると、やっぱり薄い。
これは、竹がミストを吸い込んでいる可能性が高そうなので、煙管部分にアルミパイプをはめ込むことにしました。
完成形から紹介すると、下の写真の様になりました。
では、遡って作成手順を紹介していきます。
C-vapor3は既にぴったりはまるように削ってある方を使用しましたので、後は、煙管部分にアルミパイプを入れてやるだけです。
ここで問題になったのは、竹の内径の方が4ミリのアルミパイプより若干太かったことです。
写真は、アルミパイプ、竹、シリコンチューブです。
シリコンチューブは無くても良いと思うのですが、ニコ汁垂れ防止用に一応付けておきます。
以前購入したアルミテープでアルミパイプの太さ調整をして、竹に差し込んでやりました。
吸い口側からの写真ですが、アルミパイプの長さは、竹よりも10ミリほど短くして、少し奥に入れました。
反対側に、5ミリほどシリコンチューブを差し込んであります。
これで完成ですのはずでした。
RedFire用も、差し込み口を余分に削るだけで、作り方は同じです。
肝心のお味の方ですが、煙管が細くなったせいもあって、味は濃くなりました。
ちなみにアルミパイプの内径は1.5ミリほどなので、かなりミストが圧縮され、私好みの濃い目の味になったのでは無いかと思います。
ただ、このあたりで、舌に残る変な渋み(えぐみ?)のようなものを感じました。
アルミパイプの内径が細いので、ニコ汁が上がってくるのが心配でしたが、ニコ汁については問題無いようです。
続いて、竹の長さを少し短くして、チャンバー側へアルミパイプを少し出して、6ミリのシリコンチューブを付けました。
これで、よりダイレクトにチャンバーからミストが上がってくるようになりました。
ここまでは上手くいっているのですが、竹の匂いが消えないので、ネットの情報から、竹を酢に漬けて匂い消しにチャレンジしています。
2時間ほど酢に漬けたところ、少し竹の匂いが減ったような気がするので、もう少し酢に漬けていこうと思います。
そして半日たったところで、吸ってみました。
かなり竹の匂いは消えましたが、舌に残る渋みがとれません。
ここまでやったところでとりあえず強制乾燥しました。
pathfinder v2のチャンバーに入れて加熱です。
こんな感じで、マウスピースの金物を外してフタしてやりました。
200度で1時間ほど蒸してやりました。
乾燥した後、差し込んでみると、かなり竹が痩せていたので、これをするなら、ちょっと太めに加工しておいたほうが良いかもしれません。
加熱処理後の画像は下の通りです。
良い感じの焼き色となりました。
味については、まだ少渋みが残っていますが、当初よりは薄くなった気がします。
とりあえずは、メンソールリキッドを垂らして吸うと渋みが気にならないので、渋み(えぐみ?)が消えるまでメンソールリキッドを使ってしばらく使ったのですが、やはり渋みが気になります。
続いては、ワインに浸してみました。
渋みの原因が、竹の中の薄皮のような気もするので、いちおう、掻き出し棒を使って、削れる分だけ削ってあります。
当初ウィスキーでと思ったのですが、ワインの方が香りが強そうなので、ワインにしてみました。
結果はと言うと、半日程度では匂いはしみませんでした。
後、気になっていた舌に残る渋み(えぐみ?)が消えません。
色々調べたて、油抜きをしていないためでは無いかと思ったので、重曹を水に溶いて、鍋で30分ほど煮てやりました。
最初に比べるとかなり減ってきましたが、まだ少し残っています。
重曹の水溶液につけ始めました。
これでしばらく放置する予定です。
2019/4/19 |
2019/4/24 |
この後、重曹の水溶液を取り替えて、さらに水に3日ほどつけておきました。
そいて、ついに渋みがとれました!
色々やり過ぎて渋みを取るのに何が効果があったのかわからないのですが、多分重曹の水溶液が一番効果があったのでは無いかと思います。
とりあえず渋みはとれたので、中にアルミパイプ葉入れなくても良さそうです。
使用感についてはまた後日追記致します。
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